「大盤振る舞い」とは?意味や使い方を解説!

「大盤振る舞い」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「値大盤振る舞い」について解説します。

目次

  1. 大盤振る舞い
  2. 大盤振る舞いの意味とは
  3. 大盤振る舞いの由来
  4. 大盤振る舞いの使い方・例文

大盤振る舞い

大盤振る舞い」という言葉をご存知でしょうか?
読み方は「おおばんぶるまい」です。

お金を気前よくパーッと使うイメージのあるこの言葉、実はすごく古くから使われているのです。

今回は「大盤振る舞い」について解説します。
 

大盤振る舞いの意味とは

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「大盤振る舞い」とは、気前よくお金や食事を振る舞うこと、盛大にもてなすことです。

しかし「大盤」は当て字で、本来は「椀飯振る舞い・椀飯振舞(おうばんぶるまい)」と言っていました。

「椀飯」とは、「お椀(わん)に盛ったご飯」のことです。古くは「椀飯」を「わんばん」と読んでいたのですが、時代が下るにつれて「わうばん」から「おうばん」と変化していきました。

また、まれに金貨の大判の字を当てて「大判振る舞い」と書く場合も見られますが、これは誤用です。

大盤振る舞いの由来

「大盤振る舞い」の由来は、上記のように「椀飯振る舞い(椀飯振舞)」からきています。
その起源は古く、平安時代にまで遡れます。

平安時代、年中行事や儀式のときに、宮中で貴族たちに振る舞われた食事を「椀飯振る舞い」といいました。
江戸時代になると、庶民たちにもその風習が広まり、正月などに大勢を集めて開く宴会を「椀飯振る舞い」というようになりました。
さらに、豪気なイメージから、「椀飯」から「大きなお皿・器」という意味の「大盤」の字が当てられるようになったと考えられています。

大盤振る舞いの使い方・例文

1.今日は大盤振る舞いだ、遠慮なく食べてくれ。
2.今日の彼女は機嫌がいいのか、愛の言葉の大盤振る舞いだ。

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