「ごった返す」とは?意味や使い方を解説!

「ごった返す」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「ごった返す」について解説します。

目次

  1. ごった返す
  2. ごった返すの意味とは
  3. ごった返すの使い方・例文

ごった返す

ごった返す(ごったがえす)」という言葉をご存知でしょうか?

電車が事故で遅延した時の駅や、年末のデパート商戦などを報じるニュースなどで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

なんだかごちゃごちゃしたイメージこの言葉、今回は「ごった返す」について解説します。

ごった返すの意味とは

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「ごった返す(ごったがえす)」とは、「混雑した様子」を表す言葉です。

そもそも「ごった」という言葉は「ごちゃごちゃ」とか「ごたごた」など雑然としていて混ざり合っている様子を表しています。肉や野菜などいろいろな材料を入れて煮込む料理を「ごった煮」といいますよね。

「返す」はそのものズバリ、ひっくり返すこと。
ですから「ごった返す」とは、ごたごたと混ぜっ返すかのように雑然としている様子を表しているんですね。

事故や帰省ラッシュなどで混雑する駅の様子を「乗客でごった返している」などと表現します。

ごった返すの類語

「ごった返す」の類語には以下のようなものが挙げられます。

・黒山の人だかり
 【例文】上野動物園のパンダの檻の前は、黒山の人だかりで近づけたものではなかった。
・芋を洗う
 【例文】毎年夏になると、大型レジャープールは混雑して芋を洗うようなありさまだ。
・雑踏(ざっとう)
 【例文】雑踏した渋谷のスクランブル交差点は、外国人観光客に人気のスポットだ。
・喧騒(けんそう)
 【例文】都会の喧騒を遠くに聞きながら、僕は目を閉じた。

ごった返すの使い方・例文

1.帰省の人波でごった返す駅のホームで、僕らはただ黙って立ち尽くしていた。
2.新春セールでごった返すデパートで、人ごみをかき分けてやっとのこと福袋をゲットした。

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