客観
「客観」という言葉は、「客観的」という表現で聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。特にビジネスの場などでは客観的に考えることは一つの大事な資質として求められていますね。
何気なく使っている「客観」という言葉ですが、詳しい意味を説明できる人は少ないかもしれません。この機会に意味を知っておいてくださいね。
この記事では「客観」の意味や使い方、対義語などを解説します。
客観の意味とは
「客観」の読み方は「きゃっかん」です。「かっかん」と読むこともできますが、あまり聞きませんね。
「客観」の意味は「主観から離れて存在する外界の物事」「第三者の立場から物事を観察して考えること」です。
一つめの意味だとわかりにくいですが、二つめの意味ではよく使われる「客観的」の意味とほぼ同じなのでわかりやすいですね。
「客観」の対義語は「主観」です。主観にはその人のものの見方、などの意味があります。「客観」の場合には第三者的な視点が必要になるので、ものを見る角度や見方がこの二つでは大きく違います。
客観を使った文章・例文
- 客観と主観のどちらを大事にした方がよいかと問われることがあるが、結局のところ最終的な判断は主観でしかないのではないだろうか。
- 今回のビジネスは失敗するわけにはいかない。できるだけ主観を排して客観的な視点で市場の動向を見つめるように各部署の職員に伝えてください。
- 仕事をしている時にはいつでも客観的に取り組んでいるように感じる人でも、自分の家族の問題になった時には取り乱すことになるのは自然なことだ。