好々爺
「好々爺(こうこうや)」という言葉は日常生活の中で聞く機会は少ないかもしれませんが、新聞やテレビなどでおじいさんが紹介される時に聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「好々爺」は言葉だけ聞くと意味がわかりにくいので、この機会に知っておきたいですね。
この記事では「好々爺」の意味や使い方などを解説します。
好々爺の意味とは
「好々爺」の読み方は「こうこうや」です。
「好々爺」の意味は「善意にあふれている優しい老人」「好感を与える気の良いおじいさん」です。
「爺」の文字が入っていることからわかる通り、おじいさんに対して使う言葉です。
「好」の文字を2つ重ねることによって、好ましい人物であることをことさらに強調しています。好青年など、人を評する良い言葉は複数ありますが、好々爺のように「好」を2つ重ねて強調しているのは珍しいです。
一口に「好々爺」と言っても、様々な種類の人がいます。
穏やかさが前面に出ている人もいれば、饒舌で周りの人を楽しませる人もいるでしょう。周囲から「好々爺」だと思われるような歳の取り方をしたいものです。

好々爺を使った文章・例文
- 近所には誰からも好々爺と言われるおじいさんがいるのだが、確かに善意にあふれた老人で、困っている人に対していつも寄り添っている。しかし、出過ぎた真似は決してしないバランス感覚も持ち合わせている。
- 僕のおじいちゃんはきっと好々爺だ。だっておじいちゃんが家にいると、自然とみんなが笑顔になって楽しい時間を過ごすことができる。