疾風迅雷
「疾風迅雷」という四字熟語について解説します。
時代小説や時代劇、少し古い小説などではたびたび見かけますが、現代では見かけることが少なくなってきている言葉かもしれません。
日常で使う機会も少ないかもしれませんが、物事を端的に表すことができるこの四字熟語の意味、使い方をここで押さえてみるのはいかがでしょうか。
ここではそんな「湿布迅雷」について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってしっかりと整理してみてください。
疾風迅雷の意味とは
疾風迅雷とは「激しく吹く風と激し雷」「事態の変化が急なこと」「勢いや行動が激しく素早い事」という意味を持つ四字熟語となっています。
疾風は激しい風、迅雷は激しい雷鳴という意味の言葉で、この二つの組み合わせで成り立っています。
疾風迅雷「激しく吹く風と雷」この様子が、素早く激しく動くことを例える言葉となりました。
類語として挙げられるものに電光石火という言葉がありますが、こちらは雷や火打石が出す一瞬の閃光という意味の言葉で、転じて動作がとても速いことという意味になります。
疾風迅雷も電光石火も動きが速いことを意味していますが、使い分けとしては疾風迅雷には「激しい」という意味があるので、素早いだけでなく激しい場合は疾風迅雷、速さのみならば電光石火を使うとよいのではないでしょうか。

疾風迅雷を使った文章・例文
- 黄門様に駆けつけた角さん助さんはまさに疾風迅雷の勢いで敵を蹴散らした。
- 桶狭間での信長の戦い方は、これぞ疾風迅雷というようなものだった。