直立不動
「直立不動(ちょくりつふどう)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
古くから使われてきた言葉で、日常生活でも意外に直面する機会の多い状況のため、
本来はある場所を揃えることで初めて正しい意味になるということもご存知でしょうか。
ここではそんな「直立不動」について意味や使い方など詳しくご紹介していきます。
直立不動の意味とは
直立不動(ちょくりつふどう)とは、「かかとをつけて真っすぐに立って動かないこと」を意味します。
意味は読んで字のごとく、直立して不動になることを意味します。本来はかかとを揃えてまっすぐの姿勢で立っていることのみを直立不動と表現していましたが、次第にただ直立して不動であることを指すようになりました。
現代では姿勢を正していない場合でもよく用いられ、茫然と立ち尽くしている様子や、腕組みをしていたり腰に手を当てていたりと、立ったまま同じ姿勢を続けることを広く表す言葉となっています。
またSNSが普及して以降は、猫が直立不動で一点を見つめる写真などが人気を博すなど、面白い状態のキーワードとして認知されるようになっています。
直立不動の使い方・例文
- 公開プロポーズの返事がまさかの「NO」で、その場にいた全員が呆然とした表情となり、直立不動のまましばらく動けなくなった。
- 普段は直立不動でゲート前を守っている警備員だが、休憩中はボディランゲージも表情も豊かで、とてもおしゃべりに変わる。
- 飼い猫が直立不動で窓の外を眺めている写真をインスタにアップしたら、瞬く間にいいねが増えていった。