開口一番
「開口一番」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「かいこういちばん」となります。
この「開口一番」という四字熟語は、ニュースや落語などの中で聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
日常会話の中で自然と使う機会は、少ないかもしれません。
よく「開口一番に、批判的な言葉を口にした。」や「開口一番に突拍子もないことを言う。」といった使い方をします。
また、落語においてもこの「開口一番」という言葉が使われます。
なんとなくこんな意味だろうと予測して使っている方もいかと思うので、この機会に「開口一番」という四字熟語について詳しく知っていきましょう。
開口一番の意味とは
開口一番とは「口を開き、ものを言い出して間もなく。口を開くやいなや。口を開いて最初に。話始め。話始める最初。」という意味になります。
使い方としては、「開口一番に、相手を批判する言葉を発した。」や「開口一番に、問題を提起する。」といった表現になります。
また、落語における開口一番は、「落語会などの公演で、その会の一番最初に演じる者。」という意味になります。
ちなみに、落語における開口一番の他の言い方としては、「さら」や「さらくち」などがあります。
落語会では、一番初めに舞台に上がる落語家を指し、前座である場合が多いです。

開口一番を使った文章・例文
- お酒好きの彼は、飲み会が始まって開口一番に日本酒を頼んでいたので、心配になった。
- 会議の開始時間になって開口一番に、今回のプロジェクトにおける問題点を提起した。