大立ち回り
ドラマや映画などで「大立ち回り(おおたちまわり)を演じる」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
一人が大暴れすることを指して用いられる場合がありますが、2人以上が必要になる言葉のため、誤用になります。
この言葉自体も、この言葉が表す状況も、日常生活でお目にかかる機会はあまりありませんが、この機会に是非覚えておきましょう。
ここではそんな「大立ち回り」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
大立ち回りの意味とは
大立ち回り(おおたちまわり)とは、本来は「演劇で激しい切り合いを演じること」を意味していましたが、そこから転じて「大勢の前で大喧嘩をすること」を意味するようになりました。
歌舞伎などの舞台で、登場人物同士が刀で激しい切り合いを演じることを意味し、大河ドラマや映画でも同様のシーンを「大立ち回りを演じる」と表現します。
そうした「人に見られている戦い」という意味から転じて、舞台や映像作品などに限らず多くの人が見ている前で大喧嘩をすることにも用いられるようになりました。
前述したように、相手がいない状況で一人の人が大暴れしていることは大立ち回りとは表現しないため注意が必要です。
大立ち回りの使い方・例文
- 生で見る大立ち回りのシーンは迫力満点で、見る前は若干渋っていた彼女も、観終わってからは興奮しっぱなしだった。
- 会社のロビーで周囲が止めに入ることすらできないほどの大立ち回りをしていたのは、なんと役員の2人だった。
- 役者デビューでいきなり大立ち回りを演じることになるとは思わなかった。