棚から牡丹餅
「棚から牡丹餅」ということわざの意味や使い方について解説します。
この「棚から牡丹餅」ということわざは「棚ぼた」とも略され一般的に使用されます。
また、似たことわざに「鴨が葱を背負って来る」があります。
今回は、「鴨が葱を背負って来る」の意味についても詳しく解説するので、この機会に「棚から牡丹餅」について深く知っていきましょう。
棚から牡丹餅の意味とは
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)とは「思いがけない幸せや好運に巡り合うこと。労せずして幸せなものを得ることのたとえ。」という意味を持つことわざです。
使い方としては「付き合いで買った宝くじが高額当選して棚から牡丹餅だ。」といった表現が一般的です。
語源は「棚の下で口を開けて寝ていたところ、棚に乗っていた牡丹餅が落ちてきて口へ入った。」という状況で、これが転じて「思いがけない幸せに巡り合う」という意味で使われるようになりました。
また、この棚から牡丹餅ということわざは、略して「棚ぼた」とも言います。
一般的には「棚ぼた」という言い方で使われる機会の方が多いです。
また、棚から牡丹餅と似たことわざに「鴨が葱を背負って来る」があります。
これは「ますます好都合である。」という意味を持つことわざです。
語源は、「鴨の肉に葱が添えてあり、すぐに鴨鍋を作ることができる。」という意になります。
こちらも「棚ぼた」のように、略して「鴨葱」とも言います。

棚から牡丹餅を使った文章・例文
- 居酒屋でたまたま隣の席に座った美女に告白をされて付き合うことになり、棚から牡丹餅だった。