人の褌で相撲を取る
「人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる)」ということわざは、日常会話や仕事の中でも使いますしテレビなどのメディアでもよく耳にすることわざですね。ビジネス会話の中で人を揶揄する場面で使うこともあるなど、様々な場面で登場する使い勝手の良いことわざです。
よく使うことわざですが「人のふんどし」と「他人のふんどし」で表記のゆれがあるなど、使い方を正しく知って欲しいことわざでもあります。
この記事では「人の褌で相撲を取る」の読み方や類語、使い方を解説します。
人の褌で相撲を取るの意味とは
「人の褌で相撲を取る」の読み方は「ひとのふんどしですもうをとる」で、意味は「他人のものをうまく利用したり、他人に便乗したりして自分の利益にしてしまうこと」を表します。ビジネスや仕事の場で使われることも多く、基本的には自分で考えずに人のものをうまく利用しようとする人を揶揄する場面で使われることが多いですね。
ただ、現代のように職種が多様化した社会では、「人の褌で相撲を取る」ことから始めて派生させたビジネスが大当たりすることも多くなっていますね。
「人のふんどし」とする場合と「他人のふんどし」とする場合がありますが、これは表記のゆれなので本質的な違いはありません。
人の褌で相撲を取るの類語
- 人の牛蒡で法事する
- 他人の念仏で極楽詣り
人の褌で相撲を取るを使った文章・例文
- 彼は新規でビジネスを立ち上げたと言っているがあのサービスは人の褌で相撲を取っているに過ぎない。
- 人の褌で相撲を取ることで新たなビジネスチャンスを得ることもある。