いつまでもあると思うな親と金
「いつまでもあると思うな親と金」という言葉の意味をご存知でしょうか。
人によっては耳が痛い言葉であったり、逆に(励み)にしている言葉であったり、伝えたい言葉であったり、様々な捉え方がされる言葉です。
いつまでもあると思うな親と金の意味とは
いつまでもあると思うな親と金とは、読んで字のごとく「子は独立して生活すべきだ」という意味になります。
世話をしてくれる親、そしてその親が与えてくれるお金を頼りに生きていても、いつか必ず途切れてしまいます。なので子はいつまでも親に依存せず、早めに独立するよう努め、親元にいるうちは質素倹約を心掛けましょうという言葉です。
英語でも「you can't rely on your parents forever」や「It's too late to spare when the bottom is bare」などの表現がされます。
いつまでもあると思うな親と金の由来
このことわざの由来は社会風刺や皮肉を歌った「狂歌」の中にある、「いつまでもあると思うな親と金 ないと思うな運と災難」という一節だと言われています。現在の使われ方と同様に、働かずに家に引きこもるニートや、呑気に平和を享受する人やただ不幸を嘆いているだけの人たちの滑稽さを表現した言葉です。
いつまでもあると思うな親と金を使った文章・例文
〈例文〉
- うちの家計では代々幼い頃からいつまでもあると思うな親と金と教わって育つため、みな立派に自立して暮らしている。
- ニートの息子に、いつまでもあると思うな親と金と言ってやりたいが、ショックでさらに塞ぎ込んでしまうかもしれないので、扱いに困っている。