花より団子
「花より団子(はなよりだんご)」ということわざは、家族や友人との日常会話の中でもよく登場するものだと思います。だいたいの意味は知っている方が多いと思いますが、使い方によっては失礼にあたってしまうため、注意が必要な場面もあります。
また、井上真央さん主演のドラマ「花より男子」でこのことわざを知った方も多いかもしれませんね。
この記事では、「花より団子」の意味や英語表現、類語などを解説します。
花より団子の意味とは
「花より団子」の意味は、「風流より実利をとること」を表しています。
「花」と「団子」による比喩表現になっていて、せっかく花見に行ったとしても風流に花を楽しむよりもお腹を満たしてくれる団子に目がいってしまう状況から、この意味を表しているのですね。比喩表現を使ったことわざは多くありますが、「花より団子」はその中でも代表格と言えるのではないでしょうか。
注意するべき点として、「花より団子」は風流では無い人を侮蔑したように使うこともある言葉ですから、うっかり上司や目上の人に使うと不快な気分にさせる可能性もあるので注意が必要ですね。
また、「花より男子」というドラマが放映されたことによって、このことわざに聞き馴染みがある方も多いでしょう。
花より団子の類語
・色気より食い気
・名を捨てて実を取る
花より団子の英語
- Pudding before praise.(褒められる前にプリンが欲しい)
花より団子を使った文章・例文
- せっかく花見にきているのにあいつは花より団子で、花なんか見てやしない。
- 恋人同士のプレゼントも花より団子で、現金が一番嬉しいのかもしれない。