やぶれかぶれ
「やぶれかぶれ」という言葉は、物事がうまく進んでいない時などに使う言葉ですね。
日常会話の中でも使われることのある言葉です。
「やぶれかぶれ」は聞く機会のある言葉ながら、その正確な使い方や意味は意外に知られていません。
この機会に知って正しく使ってくださいね。
この記事では「やぶれかぶれ」の意味や使い方などを解説します。

やぶれかぶれの意味とは
「やぶれかぶれ」の意味は「どうにでもなれと自暴自棄になる様子」「やけになること」です。
映画や小説などでも、「もうやぶれかぶれだ」と言って登場人物がやけくそになる場面が描かれることがあります。
なお、「やぶれかぶれ」にはただ自暴自棄になるだけではなく、開き直るようなニュアンスも含まれています。
これは「やぶれかぶれ」を漢字にすると「破れかぶれ」になることからもわかります。
何かに失敗したり敗れたりすることで、物事がうまくいかない場面で自暴自棄になっている様子を表しています。
やぶれかぶれの使い方・例文
- ここまできてしまったら、どうせうまくいくことはないだろう。やぶれかぶれでやってみて、結果が出てから考えた方がいいかもしれない。
- 今日は朝から競馬場に来ているが、1レースも勝てていない。やぶれかぶれで最終レースに今日の全財産をつぎ込んでみようかと考えている。
- 格下だと思っていたチームに追い詰められて打開策が全く浮かばない。やぶれかぶれでプレーしても負けは見えているがどうしたらよいのだろうか。
- やぶれかぶれで仕事を進めると、さらにひどいミスにつながるのは目に見えている。状況をこれ以上悪くしたくないならいったん冷静になろう。