釣り
「釣り(つり)」という言葉の意味について解説します。
「最近ネットで悪質な釣りが多くてさ~」といった形で、釣りという言葉を聞いたことはないでしょうか。多くの人が釣りと聞いて最初に思い浮かぶのは、海や川でロッドを垂らして魚を釣る人のイメージだと思います。ですがこの場合の釣りは一般的な魚釣りではありません。ネット用語としての「釣り」です。
皆様はネット用語としての「釣り」の意味をご存知でしょうか?もしご存知でなければ、この機会にぜひ知ってみましょう。
釣りとは
ネットにおける釣りの意味は「魚釣りのようにネット上で嘘をつき、人を引き寄せる」となります。
簡単に言えば、2chやTwitterなどのネット上で嘘を書いて、その嘘に騙された人の反応を見て楽しむことです。例を挙げると「アイドルのAちゃんが結婚した!→釣りです」といった感じですね。ネット上で釣りが得意な人は「釣り師」などと呼ばれたりします。
元々「人間を餌で釣る」といった慣用句が元々存在しており、そういった嘘で人を釣る行為もリアルで存在していたためその延長線のようなものでしょう。似た悪質行為として、EメールなどでURLを添付して悪質サイトに誘導して、個人情報を抜き取ったりする詐欺行為のことを「フィッシング詐欺」と呼ばれています。
ジョークとしてネット上で釣りをする場合、ある程度興味を惹き付けるような釣りでないと白けさせる場合があるため少し注意が必要です。また、金銭や法律に触れた釣りをすると釣りではなく詐欺となってしまうのでそういった話題には触れないようにしましょう。
釣りの使い方・例文
- このTwitterの書き込み、見え透いた釣りだよね。
- チャットで女の子とやり取りしてたと思ったら男性だった、見事な釣りだったよ…。