婉曲
「婉曲(えんきょく)」という言葉をご存知でしょうか?
読み方は「えんきょく」です。
「婉曲に表現する」などと使われることが多いのですが、ではいったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「婉曲」について解説します。
婉曲の意味とは
「婉曲」とは、「遠回しにさりげなく言い表すこと、直接的な物言いを避けること」です。
読み方は「えんきょく」です。
「婉」という漢字には、穏やか、ものやわらか、遠回しという意味があります。
「曲」はそのまま、曲がること、曲げることです。
まっすぐ直線的ではなく、柔らかく曲がっているという漢字の意味から、遠回しにそれとなく表現することを「婉曲」というようになりました。
また、文法で判断・命令・感動などを、はっきり断定しないで推し量るように表現する云い方のことです。
古典文法では、「む」「らむ」などの助動詞をつけます。
例えば、何か相手に用事を頼む時に「してください」ではなく、「していただけますか」とするのが婉曲表現です。
婉曲の対義語
「婉曲」の対義語は「露骨(ろこつ)」となります。
「露骨」とは、感情や本心をあからさまに表すことです。
婉曲の類義語
「婉曲」の類義語には以下のようなものが挙げられます。
・明言を避ける(めいげんをさける)
【意味】はっきりと言わない。
【例文】今後の進退については明言を避けた形だ。
・持って回った言い方(もってまわったいいかた)
【意味】必要以上に遠回しに表現すること
【例文】持って回った言い方をしてないで、嫌いなら嫌いと、はっきり言ったらどうだ。
婉曲の使い方・例文
1.傷つけないようにと婉曲に断られたけれど、むしろそっちの方がダメージが大きい気がする。
2.婉曲に表現した方が、人間関係はうまくいく。