「沈思黙考」とは?意味や使い方を解説!

「沈思黙考」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「沈思黙考」について解説します。

目次

  1. 沈思黙考
  2. 沈思黙考の意味とは
  3. 沈思黙考を使った文章・例文

沈思黙考

沈思黙考(ちんしもっこう)」という言葉をご存知でしょうか。

「沈」「黙」という言葉から、「思考停止」と混同している人も少なくないのではないかと思いますが、実は真逆の意味合いを持つ言葉だったのです。
日常生活やビジネスシーンでも役立つ意味を持った言葉のため、この機会に是非覚えておきましょう。

ここではそんな「沈思黙考」について、意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。

沈思黙考の意味とは

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沈思黙考(ちんしもっこう)とは、「静かに物事をじっくりと考えること」を意味します。

口を閉ざし、喋らずに黙った状態で物事を深く考えることを指し、将棋や囲碁の棋士が次の手を考えている状態のように、答えを出そうと悩んでいることも意味する言葉になります。
また、「沈」と「黙」の字が用いられていることから、思考が止まることを意味する「思考停止」と混同されがちですが、真逆の意味合いになります。

類語には、心を静め、平静な精神状態でじっくりと考えることを意味する「熟思黙想」や、「思慮」、「思索」など、考え込むことを意味する言葉が挙げられます。

沈思黙考を使った文章・例文

  1. 分からない問題に当たったらすぐに諦めたり、興味を失って喋り出す子には、沈黙思考することを覚えてほしい。
  2. いくら沈思黙考をしようと、この議題を解決できる答えは出せそうにない。
  3. 職場内にいちいち声が大きい人が多いせいで、沈思黙考も熟思黙想もできない環境になっている。
  4. オフィスを新築するにあたって、沈思黙考をするための狭い小部屋をいくつか用意することにした。

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