不撓不屈
「不撓不屈(ふとうふくつ)」という四字熟語の意味について解説します。
相撲の伝達式の口上でも聞いたことのある「不撓不屈の精神で」というような使い方をする不撓不屈の言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
不撓不屈の意味とは
「不撓不屈」の意味は「強い意志をもち、苦労や困難に心がくじけない様」となります。
読み方は「ふとうふくつ」です。
「撓」は「しな(う)・たわ(む)」とも読み、弾力があって、折れずに柔らかに曲がる。の意味があります。また、音読みは「トウ」「ドウ」「ギョウ」です。
「不屈不撓」という言い方もします。
漢字を見ただけだと「ふしょうふくつ」と読んでしまいそうですが、間違いです。
不撓不屈の類語
<類語>
「独立不撓」「百折不撓」「七転八起」「堅忍不抜」
「雑草精神」「反骨精神」
<英語>
「unyielding」「indomitable」「indefatigable」
不撓不屈を使った文章・例文
<例文>
- この道を極めるには、不撓不屈の精神を持って臨まなければならない。
- パイオニアというものは、いつの時代も不撓不屈の意志を持っていないと達成することが出来ない。
- 不撓不屈の精神を持っていても、開かぬ扉はあるということだ。
- この先、どんな困難で危険なことが待ち受けていようとも、ここまで来たのだから不撓不屈の精神で切り抜けてみせる。
- たとえどんな時代になろうとも、一族の不撓不屈の精神は脈々と受け継がれているのだから、己の思う道を進むがよい。