虫がいい
「虫がいい」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「虫がいい」という言葉は、日常会話などで自然と使用するため、ある方も多いのではないでしょうか。
よく「虫がいい話には、気をつけろ。」や「自分が寂しいときだけ女性を呼びつけるなんて虫がいい。」といった使い方をします。
身勝手であることや、自分自身に都合が良いことばかり考えて、他人のことはまったく考えていない。ずうずうしいといった意味を持ちます。
今回は、そんな「虫がいい」について詳しく解説するので、この機会にしっかり理解していきましょう。
虫がいいの意味とは
虫がいいという言葉の意味は、大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「自分勝手であること。身勝手であること。自分自身に都合が良いことばかり考えて他人のことはまったく考えていない。あつかましい。ずうずうしい。」という意味になります。
使い方としては「自分が寂しいときにだけ、呼びつけるための女性が複数人いるなんて虫がいい。」といった表現があります。
次に、2つ目は「機嫌が良い。また人が良い。」という意味になります。
この「虫がいい」という言葉の語源は「自分の体の中にいる虫の期限が良いこと。また、機嫌が良いようにする。」という意味からきています。
この場合の「虫」は、人間の体の中にいて、身体や意識、感情などにさまざまな影響を与えると考えられているものです。
よく「腹の虫が収まらない。」や「虫の居所が悪い」といった表現をしますが、この中の虫がそれにあたります。

虫がいいを使った文章・例文
- 虫がいい話には乗らないほうが良い。