人柱
「人柱(ひとばしら)」という言葉について解説します。
みなさんはこの「人柱」という言葉を見聞きしたことはあるでしょうか。
普段の生活の中で出てくることは無いと思いますが、漫画、アニメ、映画、小説など物語の中では度々登場する言葉かもしれません。
「あの娘を人柱として神様の怒りを鎮めるのだ」といった感じで使われますが、意味を知らないと頭の中に?マークが浮かんでしまいそうです。
ここでは、そんな「人柱」という言葉の意味や使い方、読み方などを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただき、整理・理解してみてください。

人柱の意味とは
人柱(読み方・ひとばしら)とは、
- 人身御供の一種。築城、架橋、築堤など、水利、土木技術が未発達の時代に、柱の強化を目的として、生きている人間を水中、土中に埋めたこと。
- ある目的のために犠牲になった人のこと
人身御供としての人柱は、「トンネルを作る時に埋められた」「あの道路は罪人も材料とされて使われた」といった感じで、日本各地、都市伝説的に様々な話が残っていますが、本当に行われたかは定かではないそうです。
怖い話、怪談のようなものの中でもこの人柱という言葉が登場することが多いようです。
現代では通常「人柱」といった場合は、命を失うかどうかに関わらず「目的のために犠牲になること」を指して使われています。
人柱の使い方・例文
- 今回、部長がへき地に飛ばされたのは、あの事件の人柱にされたからだと噂されている。