からくり
「からくり」という言葉について解説します。
「からくり仕掛け」「からくり人形」といった感じで使われているのを、皆さんも一度は見聞きしたことがあると思います。
割と見聞きする言葉でもあるので、意味や使い方はなんとなく把握していると思いますが、ここで改めておさらいしてみるのはいかがでしょうか。
「からくり」とはどういう意味の言葉なのか、詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。

からくりの意味とは
からくりとは
- 糸の仕掛けで操ること。そういう仕掛け。
- 工夫を凝らして仕組んだ計略(の仕組み)
現代では「糸の仕掛けで操ること。そういう仕掛け」の意味をもう少し広げて「簡単な自動装置、機械の仕組みを指す古風な言い方」といった認識で使われることも多いようです。
ということで「からくり人形」は「糸の仕掛けで動く人形」となるのが分かると思います。
ちなみに「どういうからくりがあるのか分からない」と言った場合には、二つ目の意味になるので「どういう裏(仕組み)があるのか分からない」という意味になります。
からくり人形と聞くと「木の歯車で動く」という印象があるかもしれませんが、「糸の仕掛けで操る」ことも含んでいるというのは意外だったのではないでしょうか。
からくりの使い方・例文
- 忍者屋敷を見学させてもらったが、いたる所にからくり仕掛けが仕込まれていて面白かった。
- どういうからくりを使ったのか分からないが、あの外国人社長はやたらと個人資産が多い。