シュール
「シュールなギャグ」「いつもシュールな人」という表現はテレビでよく聞きます。
実はこの表現はお笑いの世界でよく聞かれるもので、シュールすぎる!といったツッコミを聞かれたことがおありだと思います。
この言葉の起源は何かと聞かれても正確に答える事は不可能な表現です。
確かに70年代に日本の広告によく使用された表現のようですが、広告やテレビの影響力は大きなもので、それらの影響からか私たち一般人もこのシュールという表現を用いるのではないでしょうか。
あらためてシュールの意味を説明されてもわかりやすく説明することはできず、何となくの感覚で話してしまいがちです。
シュールにはどのような意味があるのでしょうか?
シュールの意味とは
シュールの言葉の意味は「発想や表現が難解で非現実的で独創的あるいは独特である」と説明できます。
しかし、この語彙自体は日本語でしか通用しない表現です。
英語では「Surrealism」となりフランス語のシュルレアリスムの意味になります。
これには非現実的な夢を追い求めるために絵画や文字を用いる20世紀の芸術家たちの運動からの言葉で、今の私たちが理解しているシュールと似通った部分はあります。
さらに、フランス語のシュルレアリスムが英語のシュルアリズムという発音からシュールに聞こえて用いられたという説があります。
わかりやすく言うと独特過ぎるというのが日本人が理解しているシュールです。
シュールの反対語は?
反対語はやはり常識的というのが妥当であると言えます。
普段から使われているシュールの意味は非現実的や独創的という意味があるので反対の常識はマッチした表現であるといえます。
シュールを使った文章・使い方
- あなたの意見はシュールすぎる
- シュールなアイデアをお願いします。
- ここでシュールな話はやめてください