「身につまされる」とは?意味や使い方を解説します!

「身につまされる」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「身につまされる」について解説します。

目次

  1. 身につまされる
  2. 身につまされるの意味とは
  3. 身につまされるの使い方・例文

身につまされる

皆さんは「身につまされる」という言葉をご存知でしょうか。

当然「みにつまされる」という読み方はお分かりでしょうが、「あれ、『身をつまされる』じゃなかったっけ?」「いや、『身をつままれる』では?」などと混乱しがちな言葉でもあります。

今回は「身につまされる」という言葉について詳しく解説します。

身につまされるの意味とは

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身につまされるとは「他人の不幸などが自分の境遇などと重なったように感じられて、我が事のように感じられる」という意味です。
読み方は「みにつまされる」です。

「つまされる」という言葉の解釈については、他の用例が見つからないこともあって様々な説があります。
「爪を立てられる」あるいは「つねられる」という意味で「爪される」と書くことができるという説、単に「心を動かされる」という意味だとする説などが存在します。

「身につまされる」という言葉の具体的な解釈は、「他人の不幸を見聞きして自分の心が共感したことによって、体に痛みが現れたような感覚」というイメージで覚えておけば問題ありません。

「身をつまされる」「身をつままれる」などの誤用が多い言葉です。
「つまされる」の正しい意味がはっきりしないため、なぜこれらが誤用なのかという解説がしづらいのですが、「自分の身に(悲しみを)背負わされる」と考えれば正しい形で覚えられるのではないでしょうか。
この意味で漢字変換すると「身に積まされる」とすることができますが、正しい漢字表記ではないので、あくまで参考程度と考えておいてください。

身につまされるの使い方・例文

  1. 女手一つで子供を育てている人の苦労を聞くと、身につまされる思いがする。
  2. お年寄りの戦争体験は、それを知らない世代の自分も身につまされる。

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