「比肩」とは?意味や使い方を解説します!

「比肩」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「比肩」について解説します。

目次

  1. 比肩
  2. 比肩の意味とは
  3. 比肩の使い方・例文

比肩

皆さんは「比肩」という言葉をご存知でしょうか。

「ひけん」という読み方、そして意味や使い方など、きちんと覚えておきましょう。

今回は「比肩」という言葉について詳しく解説します。

比肩の意味とは

比肩とは「肩を並べること。同等であること。」という意味です。
読み方は「ひけん」です。

「実力」や「価値」など、比較によって優劣や上下が決まる概念に対して使い、それが同等であるということを表す言葉です。

「○○は××に比肩する」という形で、動詞として使うことが多い言葉です。
この形における○○(主語)と××(比較対象)は、必ずしもそれぞれ単数あるいは同数である必要はありません。
たとえば「彼の演奏技術はクラシック界の巨匠らに比肩する」という文章では、「彼の演奏技術」という単数と「クラシック界の巨匠ら(の演奏技術)」という複数(不定数)を比較しています。
ただし厳密に言えば、「彼の演奏技術」と比較しているのは、「クラシック界の巨匠ら」一人一人の演奏技術です。「巨匠ら」全員の技術全てをひとまとめにしているわけではありません。
言葉の省略や全体化などが行われることが多いので、何と何を比較して「比肩」と言っているのか、正確に読み取る必要があることに注意しなければなりません。

同じ意味の言葉に「匹敵(ひってき)」があります。
「比肩」と「匹敵」は完全に言い換えが可能であり、どちらを使ってもほぼ問題はありません。

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比肩の使い方・例文

  1. このゼミに、彼に比肩する知識の持ち主はいない。
  2. 彼はまだ学生だが、プロに比肩する実力を持つサッカープレーヤーだ。

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