ヤセ我慢
「ヤセ我慢」という言葉について解説します。
「またまたヤセ我慢しちゃって~」「寒いけどヤセ我慢して薄着で過ごす」といった使い方をするこの言葉。
みなさんも日常の中で見聞きしたり、使ったりしたことがあると思います。
身近な言葉でもありますので、意味や使い方もなんとなく把握していると思いますが、ここで一度おさらいしてみましょう。
ということで、ここではそんな「ヤセ我慢」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
ヤセ我慢の意味とは
ヤセ我慢とは「無理に我慢して平気を装うこと」という意味の言葉となっています。
意味のポイントとしては、「無理に」「装う」というところでしょうか。
ということで、「寒いのにヤセ我慢して薄着で過ごす」といった場合は「寒いのに我慢して平気な振りをして薄着で過ごす」となります。
ヤセ我慢の語源ですが、貧しい人は痩せるまで我慢をして不自由な生活を送る。ということからきています。
少し、現代で使われている意味からは離れている気がしますが、ヤセ我慢のヤセは痩せるからきています。
日常を送っていく中で、ヤセ我慢をしなければならない時なんかもありますが、できればしなくて済むならしないで過ごしていきたいものですね。
ヤセ我慢を使った文章・例
- ヤセ我慢の典型例は「武士は食わねど高楊枝」。腹が減っても庶民の前ではそんな素振りは見せられず、逆に満腹を装うために楊枝を差して道をいく。なんて悲しいことでしょう。
- バットをスネで折るパフォーマンスをした人が、ケンケンしながら痛くないとヤセ我慢をしていた。