たんぽぽ
春になるとあちらこちらで咲きはじめ、野草の代表ともいえる「たんぽぽ」ですが、子どもの頃は、綿毛を飛ばして遊んだり、恋占いをしたりといった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「たんぽぽ」について解説していきます。
たんぽぽとは、キク科タンポポ族の多年草の総称をいい、全世界に広く分布しています。
日本には、「エゾタンポポ」や「シロバナタンポポ」、また、帰化植物の「セイヨウタンポポ」など、10種類以上あります。

たんぽぽの名前の由来
たんぽぽは、江戸時代にはもう存在しており、その花名は鼓草(つづみぐさ)と呼ばれていたそうです。
その後、日本伝統の楽器である鼓を叩く音の「タン」と「ポポ」という擬音が語源となり、タンポポと呼ばれるようになったというのが通説です。
たんぽぽの英語名
たんぽぽの英語名は「dandelion(ダンディライオン)」です。
これは、たんぽぽの葉がギザギザしたライオンの歯を連想させることから、フランス語で「dent-de-lion(ライオンの歯)」を意味する言葉になり、それがそのまま英語名になったとされています。
たんぽぽの花言葉
たんぽぽの花言葉は、
「真心の愛」「愛の神託」「神託」「別離」などです。
たんぽぽの花言葉の由来
古くからヨーロッパでは、タンポポの綿毛で恋占いをしていたことから、「愛の神託」や「神託」といった花言葉になったとされています。
また、「別離」の花言葉は、綿毛が風に吹かれて飛んでいく際に、ばらばらに離れていくことに由来するそうです。
たんぽぽの英語での花言葉
英語での花言葉もご紹介しましょう。
- 「love's oracle(愛の神託)」
- 「oracle(神託)」
- 「faithfulness(誠実)」
- 「happiness(幸福)」
たんぽぽの誕生花
たんぽぽが誕生花になる日をご紹介しましょう。
2月18日・2月19日・3月13日・3月23日・3月29日・5月3日