「異国情緒」とは?意味や使い方を解説!

「異国情緒」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくと旅先などで思いがけず使うこともあるのではないでしょうか。今回はそんな「異国情緒」の意味や使い方、類語や例文などを紹介します。

目次

  1. 異国情緒
  2. 異国情緒の意味とは
  3. 異国情緒の類語・英語
  4. 異国情緒を使った文章・例文

異国情緒

異国情緒(いこくじょうしょ)」という言葉の意味について解説します。

観光地などを紹介するテレビ番組や雑誌などで、「異国情緒あふれる街並み」という言葉を見聞きしたことがあるかと思います。意味は実際に感じて理解している方も多いかと思いますが、この記事ではその具体的な意味を解説していきます。また意外な読み方の事実も合わせて解説します。

異国情緒の意味とは

異国情緒とは、「外国の風情を感じること」を意味します。

普段見られない中世の洋風建築や、レンガ造りの家並みなど、異国の文化を感じたときの気持ちのことを言います。反対に、外国人が日本で歴史ある街並みを歩いたり、風鈴の音を聞いた時にも同様の使われ方をします。

また実際に海外にいなくても、そう感じられるものがあればどこでも成立します。国内にも「ドイツ村」や「オランダ村」など異国文化で形成された様々な観光地がありますし、街並み全体でなくても、建物の外観や内装でも異国情緒は感じることはできます。

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いこくじょうちょ?

気になる読み方ですが、多くの場合「いこくじょうちょ」と読まれているかと思います。
しかし、実はこの読み方は正確には間違いで、「早急(そうきゅう※本来はさっきゅう)」や「遡及(さっきゅう※本来はそきゅう)」などと同様に、慣用読みとして用いられているのが普及したようです。

本来は、「いこくじょうしょ」と読むのが正解のようです。

「遡及」とは?意味や読み方・類語を解説!

異国情緒の類語・英語

同様の意味で使われる言葉に、「エキゾチック」があります。
これは英語の「exotic」から来たもので、「異国風の」や「外来の」という意味になります。

西洋人がアジアなどの東洋風のものを言うときは、芸人コンビの名前でも有名な「oriental」が用いられます。
 

異国情緒を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 昔ながらの職人気質な父が、異国情緒を感じたことに驚いた。
  2. 異国情緒のあふれる食器類が並び、彼女のセンスの良さを感じた。

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