ヒガンバナ
秋の彼岸の頃に咲くことから「ヒガンバナ(彼岸花)」と名付けらているこの花名は、歌や映画のタイトルにも使われていることもあり、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなヒガンバナ(彼岸花)について解説します。
ヒガンバナは、田のあぜや墓地など人家近くに自生するヒガンバナ科の多年草です。
花の色は、赤色に加え、白や黄色、ピンク色などと種類も豊富で、光沢のある花弁がとても美しい花です。
そんなヒガンバナには、数多くの別名が存在しますので、その読み方とともに以下で少しだけご紹介しますね。

ヒガンバナの別名
- 曼殊沙華(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)
- 死人花(しびとばな)
- 剃刀花(かみそりばな)
- 捨子花(すてごばな)
- 天蓋花(てんがいばな)
- 灯篭花(とうろうばな)
- 幽霊花(ゆうれいばな)
- 狐花(きつねばな)
他にもまだまだ存在しており、方言も含めると1000種類以上にもなるといわれています。
ちなみに、「曼殊沙華」という名前は、読み方も独特で印象に残っている方も多いと思いますが、これは、おめでたいことが起こる前触れとして天から赤い花が降ってくるという仏教の経典に由来するとされています。
ヒガンバナの英語名
ヒガンバナの英語名は以下のとおりです。
- Red spider lily(レッドスパイダーリリー)
- Red magic lily(レッドマジックリリー)
- Hurricane lily(ハリケーンリリー)
ヒガンバナの花言葉
ヒガンバナの花言葉は色によって異なりますので、以下で色別にご紹介しましょう。
- ヒガンバナ全般
- 赤色のヒガンバナ
「また会う日を楽しみに」「再会」
- 白色のヒガンバナ
- 黄色のヒガンバナ
ヒガンバナの花言葉の由来
ヒガンバナの花言葉は、「独立」や「情熱」などといった前向きなものがある一方、「悲しい思い出」や「あきらめ」などの別れを連想させるものが多く見受けられます。
これは、お彼岸の頃に墓地などでよく見かけることに由来するとされています。
ヒガンバナの誕生花
ヒガンバナが誕生花とされる日をご紹介しましょう。
9月13日・9月20日・9月23日・11月15日