擬音
「擬音を上手に使うことはリアリティーを出すうえで重要です」のように、音の世界では必ず使用される表現です。
しかし、擬音とは何?と聞かれて改めて、定義を説明することは簡単ではありません。
そこで、この表現について十分な理解を得るようにしましょう。
擬音の意味とは
擬音とは、「実際に耳に入ってくる自然の音を人工的に作り出して、実際の音に似せて出した音の事」
そこで、擬音に関係するあらゆる用語についても理解して、理解の幅を広げることができます。
例えば、擬声語とは言葉では表現しきれない耳に入ってくる音をそれに近い音で発音し、それを使用している言語で表記することです。
例えば、「ドアをドンドン叩く」「犬がワンワンと鳴く」「ガラガラとこの箱の中に音がする」のような表現です。
そして、擬声語以外に擬音語という表現も聞かれたこともあると思いますが、擬声語も擬音語もどちらも同じ意味です。
そして、もう一つ理解しておきたいのが擬態語です。
これは、実際に音は持っていないものの、感じた事の心情やある状態を音によって表すことです。
例えば、「突然の社長の辞職にドキドキした」「このデザートはモチモチしていておいしそうだ」のように言い表されるものです。
この擬態語や擬声語は、オノマトペというフランス語としても、多くの方に理解されており、日本語にはこのオノマトペの種類が半端なく多いのも事実です。
擬音を使った文章・例文
- 日本語には擬音の種類がたくさんあるので覚えるのが大変です。
- あの人の話は擬音が多いので、理解しにくい時があります。
- 擬音は映画の世界では重要です。