パス
「ここにパスをしてください」「試験にパスする」「私をパスしてください」「パスを断る」このようにいろいろな場面で使用されるこのパスという言葉ですが、どのように理解すればよいのでしょうか?
このパスという表現は、サッカーのようにスポーツやゲームそれにITの世界でも使用される表現です。
そこで、このパスをあらゆる方面から理解してみましょう。
パスの意味とは
パスとは、「許可証として認可を受けているので通過できる」という意味があります。
さらに、「ゲームをしている時、自分の番を回避する」という意味もあります。
また、スポーツで仲間にボールを渡すことです。
このように、あらゆる場面で使われるものの、基本的な意味は通り過ぎていく様あるいは何かを渡すことを表しています。
また、この表現はパソコンの世界では、パスとはファイルがどのフォルダーにあるかを示すこととしても使用されます。
そして、上記のパスは大きく分けて二つに分かれます。
まず、「pass」でもう一つは「path」です。
passは先ほどもお伝えした合格する、通り過ぎる、追い越す、渡すといった意味があります。
もう一つのpathは、ITの世界では、DOSで使用される特定のファイルを呼び出す道と言えます。
また、別の表現で言い表すなら、コンピューターのファイルやフォルダーの所在を知るため住所のように表記されている文字列のことを言い表します。
「絶対パス」と「相対パス」の違いとは
では、パソコンの用語としてよく聞かれる「絶対パス」と「相対パス」ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
絶対パスとは、最上位の階層から目的として探しているファイルやフォルダーまで線でつながっているその道筋をすべて記して表記された状態のことです。
それで、相対パスとは、階層状に格納されたフォルダーやファイルを表記することで、絶対パスのようにすべて表示されるわけではありません。
違いは、絶対パスは最上階からすべて表記するのに対して、相対パスは起点となっている現在地から目的地までの道筋だけが表記されるという相違があります。
パスを使った文章・例文
- 彼からのパスを断るキャプテン
- 絶対パスで探すのでなく、相対パスで目的のファイルを探すほうが早いかも
- 今回の免許のための試験はパスできました。