半死半生
「半死半生(はんしはんしょう)」という四字熟語は、日常会話の中で使われる頻度の高いものではありませんが、聞いたことがあると思います。
意味を正確に理解して使うことができれば、会話にアクセントを加えることができる四字熟語ですので、この機会に覚えてくださいね。
この記事では「半死半生」の意味や類語、英語表現や使い方について解説します。
半死半生の意味とは
「半死半生」は「はんしはんしょう」と読み、意味は「ほとんど死にかかっていて、生死の境にいること」を表しています。読み方については、「はんしはんせい」「はんしはんじょう」とも読みます。
この四字熟語の由来としては、文字通り、半分は死んでいて半分は生きている状態は死に近いことからこの意味につながっています。
自分の身近な人が「半死半生」の状態になることはそうそうあることではありませんので、実際に使うことは少ないとは思いますが知識として知っておきたいですね。
似た構成の四字熟語に、ほとんど助かる見込みのない状態で助かることを意味する「九死に一生」があります。こちらの方が使われる頻度は高いです。
半死半生の類語・英語
半死半生の類語
- 瀕死
- 臨死
半死半生の英語
more dead than alive
半死半生を使った文章・例文
- 戦地に赴くことになった彼は、戦況が悪化していく中でも懸命に戦い続けたが爆撃を受け、半死半生の目に遭った。
- 父は重病を抱えているので、発作が起これば半死半生の状態になってしまうから、すぐに対応が必要だ。
- 半死半生の状態になった戦友にできることは、ただひたすら話しかけることだけだった。