マスキング
「マスキング」という言葉について解説します。
一般的にマスキングというと、マスキングテープが最初に思い浮かぶかと思います。
しかし、マスキングテープはどんな物か分かるけど、マスキングの意味は知らないという方はけっこういらっしゃるかもしれません。
ここでは、マスキングという言葉の意味や使い方を紹介していきますので、しっかり把握してみましょう。
たま、ITや化学といった業界では業界用語として用いられていたりもするので、そちらも併せて紹介します。
マスキングの意味とは
マスキングとは「覆い隠すこと」「包み込むこと」という意味になります。
マスクをつけるという意味もあります。
ということから、マスキングテープはそのまま読むと「覆い隠すテープ」ですが、塗装する際に色を塗らない部分を保護する専用テープのことをマスキングテープと言います。

IT用語のマスキング
IT用語としてのマスキングとは「グラフィックソフトが持つ機能の一つで、処理をかけたくない箇所を指定、保護し覆いをかけること」という意味になります。
マスキングをしておくことで、その箇所に間違った色を塗ってもその影響を受けることはなくなります。
マスキングテープとほぼ同じ意味で使われていると言えそうです。
化学用語のマスキング
化学用語としてのマスキングとは「化学反応において、目的の反応を妨害する物質を、他の物質を加えるなどして妨害物質を取り除くこと」
遮蔽、隠蔽とも言われる。
化学用語では、マスキングテープのような覆うという意味とは少し違っています。
マスキングの使い方・例文
- この実験にはマスキングが必要だ
- マスキングする範囲を間違えてはならない