ぽんこつ
「ぽんこつ」という言葉はみなさん一度ならず使ったことがあるかと思います。
他人、自分、機械、そしてテレビに移る映像にと、色んなものへ向けて口にする機会のある言葉ですが、実は良い意味で使われる場合もあるのです。
ここではそんなぽんこつの意味や使い方、由来など詳しく解説します。
ぽんこつの意味とは
ぽんこつの意味は、主に「老朽化した機械」や「正常に作動しない」を指します。
これはみなさんご存知の使い方ですよね。
このほかにも、「拳骨で殴ること」を指す使い方もされます。
このげんこつを聞き違えてぽんこつと言うようになった説、拳で崩すことを「ぽんけん」と言うことから言われるようになったという説、この2つが由来として有力なものだとされています。
また、基本的には悪い意味で使われますが、良い意味で使われる場合もあります。
漫画やアニメなどのキャラクターの魅力の一つに「ポンコツ属性」というのがあり、何をやってもうまくいかないダメダメなところが魅力に思えてしまうことを指す場合にも使われています。
ぽんこつの類語
ぽんこつと似た意味の類語には、機械を指す場合には「スクラップ」や「おんぼろ」、人を指す場合には「ぼんくら」や「ヘナチョコ」などがあります。
ぽんこつの使い方・例文
- ぽんこつのトースターに食パンを入れたら、黒焦げになって出てきた。
- あまりにも怠惰なプレーを続けていたため、チームメイトからポンコツを見舞われた。
- このキャラはぽんこつだからこそ良かったのに、強くなったらまるで魅力を感じなくなってしまった。