「ひいては」とは?意味や使い方を解説!

「ひいては」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「ひいては」について解説します。

目次

  1. ひいては
  2. ひいてはの意味とは
  3. ひいてはを使った文章・例文

ひいては

「ひいては」という言葉について解説します。

日常生活で使われることよりも、ビジネスの場など少しかしこまった場面で使われるというイメージがある言葉だと思います。

喫煙は喫煙者の健康、ひいては周囲や家族の健康にも悪影響を及ぼす。

というように使われているのを目にしたことがあると思いますが、この「ひいては」の意味や正しい使い方はご存知でしょうか。

似たイメージの言葉に「しいては」「さらには」などがありますが、この違いもしっかり把握している方は多くないかもしれません。

ここでは「ひいては」の意味や類語、使い方を紹介していきますので、一度目を通してみてください。

ひいてはの意味とは

ひいてはの意味は「それが元になって、さらには」という意味を持ち、ある事柄が原因となって、別の違う事柄が続くこと・起こることを表す言葉です。

ひいてはの漢字は「延いては」と表します。

延長、延期などという言葉があるように、延いてはの「延」という漢字はのばす、遅れる、まねくといった意味があります。

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「しいては」「さらには」との違い

<しいては>

語感からか、ひいてはと混同されることが多い「しいては」という言葉ですが、この言葉は漢字では「強いては」となります。

意味は「あえて、無理やりに」となっているので、ひいてはの持つ意味とは全く異なる言葉と言えます。

<さらには>

似た意味の言葉と思われがちな言葉の「さらには(更には)」ですが、意味は「その上に加えて」という意味です。

何かが続くことによっての部分が無く、単純に物事が一つ増えることを表しています。

ひいてはの類語

  1. それゆえ
  2. その結果
  3. それに留まらず

ひいてはを使った文章・例文

  • 試合中のラフプレーが、ひいては大学全体の問題になる。
  • 心からの謝罪が、先方の理解ひいては自分の信頼にも繋がっていく。

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