金字塔
「金字塔」は、「金字塔を打ち立てる」などの形で、すごいことを達成した人に対して使うことのある言葉ですね。日常会話の中で登場することは少ないかもしれませんが、テレビや新聞の報道でよく目にします。
よく目にするものの、語源や使い方、読み方などはあまり知られていないのもこの言葉。雑学として知っていると会話が盛り上がるかもしれません。
この記事では、「金字塔」の語源や使い方、読み方を解説します。
金字塔の意味とは
「金字塔」の読み方は「きんじとう」です。
「金字塔」の意味は「ピラミッド」、「後世にも伝わるような偉大な功績」です。「金字塔」の意味がピラミッドなのは以外かもしれませんが、ピラミッドの形が漢字の「金」に似ていることからこのような使い方がされるようになりました。
私たちになじみ深いのは2つめの意味ですね。ピラミッドが歴史的に大きな価値のある建造物だったことから、「偉大な功績」の意味も生まれてきました。
この意味では単体で使われることはあまりなく、多くは「金字塔を打ち立てる」の形で使われます。スポーツ選手、芸術家などの活躍でよく耳にする言葉です。

金字塔の使い方・例文
- 今シーズン安打を量産している彼は、日本野球界に金字塔を打ち立てることになるかもしれない。
- 彼の抜きんでた芸術センスは、日本のみならず世界の金字塔となる作品を生み出すことになるだろう。
- 音楽の世界では金字塔と言われる作品が多数存在しているが、これからも新たな金字塔を打ち立てる作曲家が排出されることが期待される。