率直
皆さんは、「率直(そっちょく)」という言葉をご存知でしょうか。
「率直に聞く」などのフレーズに使われる言葉ですが、単語の意味となると分からない方もいると思います。
この記事では、「率直(そっちょく)」の意味と使い方、例文を解説させていただきます。

率直の意味とは
「率直(そっちょく)」とは、「ありのままで隠すことがないこと」という意味です。
「卒直」と表記することもありますが、これは間違いではありません。
また、「正直(しょうじき)」「素直(すなお)」も似た意味ではありますが、少し違うので合わせて解説させていただきます。
「正直」は「嘘や偽りの無いこと」を表すことに対し、「素直(すなお)」は「ひねくれていない、反抗しない」こと、主に人柄を表します。「率直(そっちょく)」とは、「感じたまま、遠慮が無い」ということです。
「正直に言う」は「嘘をつかず、本当のことを言う」こと。
「素直に言う」は「言う」という行為に反抗をしないこと。
「率直に言う」は「遠慮せず、ズバズバと意見を言う」といった違いです。
「遠慮が無い」という意味を含んでしまうので、「率直な人柄」は、あまり良い褒め言葉にならないケースが多いです。
率直の使い方・例文
ここで、「率直(そっちょく)」を使った例文をご紹介します。
1.率直に聞くが、このプロジェクトをどう思う。
2.彼は率直な人柄だから、人から好かれるのに時間がかかる。
3.率直な意見が聞きたい。
4.率直に報告するのが我々の義務だと考えている。