きりきり舞い
「きりきり舞い(きりきりまい)」という言葉の意味や使い方、語源などについて解説します。
この「きりきり舞い」という言葉は、日常会話やビジネスの場でも使うことがあり、耳馴染みがある方が多いのではないしょうか。
また、似た言葉に「てんてこ舞い」があります。
どちらも「舞い」という言葉が使われており、同じような意味合いで使っている方もいるかと思います。
今回は、「きりきり舞い」という言葉について、「てんてこ舞い」との違いも交えながら解説するので、詳しく知っていきましょう。
きりきり舞いの意味とは
きりきり舞い(きりきりまい)の意味は、大きく分けて2つあります。
まず1つ目は「充分に対処ができないほど、やるべきことがたくさんありせわしなく動き回っていること。」となります。
2つ目は「予想していなかった事態や経験のない出来事に見舞われ、慌てること。」という意味になります。
語源は、こまが回るように速度を持ち、急いで回っている様子を表現した擬態語からきています。
また、似た言葉の「てんてこ舞い」とは「休む暇もないほど忙しく動き回ること。」という意味になります。
違いは語源にあり、てんてこ舞いとは、太鼓の擬音を表す「てん」と神輿の先頭を歩く人を指す言葉の「梃子前(てこまえ)」が組み合わりできた言葉になります。
てこまえの「まえ」が「舞い」に転じて「てんてこ舞い」とという言葉になったと言われています。

きりきり舞いの使い方・例文
- 今日は、休みの同僚の分まで仕事をしなければいけないからきりきり舞いだ。