「惜しみなく」とは?意味や使い方を解説!

「惜しみなく」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「惜しみなく」について解説します。

目次

  1. 惜しみなく
  2. 惜しみなくの意味とは
  3. 惜しみなくの使い方・例文

惜しみなく

惜しみなく」という言葉をご存知でしょうか?
「大金を惜しみなく使う」など、耳にしたことが多い方は多いのではないでしょうか。
今回は、「惜しみなく」について解説します。

惜しみなくの意味とは

「惜しみなく」とは「気前よく・ケチケチしないで」という意味の言葉です。
「惜しみない」や「惜しげもなく」とも使われますが「惜しげない」とは表現しないので、注意が必要です。

「惜しみない」といった場合には、後に名詞が続きます。
「惜しみない拍手」や「惜しみない努力」など。
「惜しみなく」という場合は、後に動詞が続き、「惜しみなく使う」「惜しみなく与える」などと表現されます。

「惜しみない」はひとつの単語として機能しますが、「惜しげない」という言葉はありません。
一般的には「惜しげもない」「惜しげもなく」「惜しげなく」などといった使われ方をします。

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「惜しみなく」と似た意味の言葉

「惜しみなく」の類語には以下のようなものが挙げられます。

・糸目をつけず
 【例文】叔父は骨董には目がなく、金に糸目をつけず手に入れる。
・際限なく
 【例文】際限なく流れる涙を止められなかった。
・ありったけの
 【例文】ありったけの愛を君にささげよう。
・湯水のように
 【例文】王妃マリーアントワネットはフランスの国費を湯水のように浪費した。

惜しみなくの使い方・例文

1.「愛は自己への獲得である。愛は惜しみなく奪うものだ。
   愛せられるものは奪われてはいるが不思議なことには何物も奪われてはいない。
   しかし愛する者は必ず奪っている。」
                    有島武郎『惜しみなく愛は奪う』より

2.惜しみない努力により、彼は日本代表の座を獲得した。

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