酔狂
皆さんは、「酔狂(すいきょう)」という言葉をご存知でしょうか。
「粋狂」や「酔興」と書くこともあり、読み方も難しくあまり馴染みの無い言葉かもしれません。
この記事では、「酔狂(すいきょう)」の意味や使い方、例文を解説させていただきます。
酔狂の意味とは
「酔狂(すいきょう)」とは、「物好き」「好奇心から、風変わりなことをする」という意味を持つ言葉です。
字の通り「酒に酔って常軌を逸すること」「酒に酔って取り乱すこと」という意味で使うこともあります。
「粋狂」や「酔興」と書くこともありますが、こちらも読み方や意味は全く同じです。
また、「伊達(だて)や酔狂(すいきょう)じゃない」という言葉があります。
こちらは「かっこつける」を意味する「伊達(だて)」と、「物好き」や「酒に酔う」を意味する「酔狂」が合わさっています。
つまり、「かっこつけやふざけている訳ではない」「真剣だ」という意味です。
もし、「伊達や酔狂じゃないんだ」という言葉を向けられたら、その人があなたを真剣に思っていると考えて良いでしょう。

酔狂を使った文章・例文
ここで、「酔狂(すいきょう)」を使った例文をご紹介します。
1.いくら何でもそんな冗談、酔狂にも程があるぞ。
2.この真冬に水泳なんて、相変わらず酔狂な奴だなぁ。
3.人に笑われがちな仕事だけど、伊達や酔狂でやっている訳じゃないんだ。
4.真夏に熱い鍋を囲みたいなんて、酔狂な連中だ。
5.価値の無い古い小物ばかり集めるとは、酔狂な紳士がいたものだ。