「喧々囂々」とは?意味や使い方を解説!

「喧々囂々」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「喧々囂々」について解説します。

目次

  1. 喧々囂々
  2. 喧々囂々の意味とは
  3. 喧々囂々の使い方・例文

喧々囂々

喧々囂々」という言葉を知っている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。あまり見慣れない漢字ばかりが使われているので、「けんけんごうごう」と読むことも分からない方が多いのではないかと思います。さらに、どういう意味の言葉か説明できる方は少ないのではないでしょうか。

今回は、「喧々囂々」という言葉について詳しく解説します。

喧々囂々の意味とは

喧々囂々とは「大勢の人が勝手にやかましく騒ぎ立てる様子」という意味で、「けんけんごうごう」と読みます。
本来は「々(繰り返しを表す文字)」を使わず「喧喧囂囂」と表記するのが正しいようです。

「喧」も「囂」も「かまびすしい、口々に騒いでやかましい」という意味で、「喧喧囂囂」は似た意味の漢字を重ねることで意味を強める効果を持つ四字熟語です。

似た意味を持つ四字熟語に「喧々諤々」がありますが、実はこれは誤用されている言葉なのです。
「喧々囂々」と、「正しいと思うことを強く主張する」という意味を持つ「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」という言葉が混ざってしまったことで生まれたのが「喧々諤々」という言葉です。漢字本来の意味を詳しく調べると、誤用であることがよくわかる言葉です。
「大勢が騒いでやかましい」という意味の言葉で正しい表現は「喧々諤々」なので、こちらを使うようにしましょう。

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喧々囂々の使い方・例文

  1. ミーティングは喧々囂々として紛糾し、収拾がつかなくなった。
  2. 喧々囂々としていた集まりは、主催者の一喝で静まり返った。

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