「忌々しい」とは?意味や使い方を解説!

「忌々しい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「忌々しい」について解説します。

目次

  1. 忌々しい
  2. 忌々しいの意味とは
  3. 忌々しいの使い方・例文

忌々しい

あなたは「忌々しい」という言葉を何と読みますか。この言葉には現在二通りの読み方があり、意味も異なるのですが、そのことについて正確に説明できるでしょうか。

今回は「忌々しい」という言葉について詳しく解説します。

忌々しいの意味とは

「忌々しい」という言葉は「放置しておけないほど大変なことだ。不吉である。」という意味で、読み方は「ゆゆしい」です。
「由々しい」とも書きますが、こちらは良い意味でも悪い意味でも使うことができます。「忌々しい」は悪い意味でしか使えません。

また、同じ言葉を「いまいましい」という読み方にすると「腹立たしい、しゃくにさわる」という意味になります。「忌」という漢字の表記に忠実にすると、本来は「忌ま忌ましい」と表記するべきですが、表記が縮まって「忌々しい」とも書くようになりました。
「忌」という字は、親族が亡くなってから喪に服すべき49日間を「忌中」というように、「不吉、慎むべき」という意味の漢字です。なので「いまいましい」も元は「ゆゆしい」同様の意味を持つ言葉でしたが、だんだんと「残念だ、心残りだ」という意味を帯びていくようになり、現在の使い方となっていきました。

ほぼ同じ意味の言葉として「忌まわしい」があります。「忌まわしい」は「不吉、縁起が悪い」が第一の意味ですが、「腹立たしい、不愉快」という意味も持ち合わせています。

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忌々しいの使い方・例文

  1. 注文した商品が届かないなんて、忌々しい事態だ。(ゆゆしい)
  2. 彼はいつも私より上位の成績をとるので忌々しい。(いまいましい)

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