逆光
「逆光」という言葉をご存知でしょうか?
写真撮影でよく聞く言葉かと思います。
最近は携帯電話にデフォルトでカメラがついていることが多く、気軽にSNSでシェアできるため、写真や動画を撮ることも増えました。
今回は、写真撮影時に知っていると便利な言葉「逆光」について解説します。
逆光の意味とは
「逆光」とは、「被写体の後ろから光が射している状態」のこと。読み方は「ぎゃっこう」、逆光線を略したものです。この状態でそのまま写真を撮ると、被写体の正面は影となり写真の写りが非常に悪くなるため、撮影にテクニックが必要とされます。
写真撮影時の逆光の使い方として、光源を背にすることで、被写体の影を浮き立たせる効果を狙うということができます。背後から射す光と浮き立つシルエットという、ドラマチックな演出の手法です。
また、背後の光源にプラスして正面や斜めから光を当てる方法で、被写体に立体感を与えることができます。カメラについているフラッシュや、露出補正で調節することができます。

「逆光」の対義語
「逆光」の対義語は「順光」です。「逆光」が被写体に光が背後からあたっているのに対し、「順光」は、光が被写体の正面からあたっているため、明るく明瞭に写ります。
逆光を使った文章・例文
1.逆光での撮影は、ポイントさえ気を付ければとても素敵な写真が撮れる。
2.せっかく街で見かけたかわいい猫を撮ったのに、後で見返したらものすごい逆光で、
何が写ってるのかわからなくなった。