事実は小説より奇なり
「事実は小説より奇なり(じじつはしょうせつよりきなり)」という言葉は時々聞くことがある言葉ですね。何か不思議なことや面白いことがあった時に使いたくなる言葉です。
日常生活の中で使う言葉ではありませんが、聞くこともあるので意味や使い方を知っておきたいですね。真実は小説より奇なり、現実は小説より奇なりなどの誤用も目立ちますので正しい形で覚えておきたいところです。
この記事では「事実は小説より奇なり」の読み方や意味、事例などを紹介します。
事実は小説より奇なりの意味とは
「事実は小説より奇なり」の読み方は「じじつはしょうせつよりきなり」です。
「事実は小説より奇なり」の意味は「世の中で実際に起きることは、小説などの作られたものよりも不思議なことがある」です。
「事実は小説より奇なり」はイギリスの詩人、バイロンの言葉です。もともとは直接この言葉ではなかったとされますが、時代とともに変化してよく知られている「事実は小説より奇なり」の形に落ち着きました。
真実は小説より奇なり、現実は小説より奇なりなどと使う人がいます。意味は伝わりますが誤用ですので気をつけましょう。
「事実は小説より奇なり」の事例は事欠きませんね。テレビでよく取り上げられる初恋の人に数十年たって出会ったなどの事例はもちろん、日常生活を送る中で「なんでこの人とこの場所で…」と思うようなことは多くあります。

事実は小説より奇なりの使い方・例文
- 彼に思い出の地であるここで数十年ぶりに会うとは、まさに事実は小説より奇なりで心底驚いた。