「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは?意味や使い方を解説!

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
  2. 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花の意味とは
  3. 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花を使った文章・例文

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

皆さんは「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉を知っていますか。

美人の女性を褒めるときに使う言葉ですが、なかなか古めかしい言い回しですね。

今回は「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉について詳しく解説します。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花の意味とは

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立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とは「清楚で美しい女性の容姿や仕草を花にたとえた言葉」です。

語源は諸説あります。

まずは、花の咲いている状態をそれぞれの姿勢に例えた説。
芍薬の花はまっすぐ立った茎の上に咲き、牡丹は横向きに伸びた枝の先に花を咲かせ、茎の柔らかい百合はそよそよと風に揺れながら咲きます。
こういった花の咲き方の違いを、立つ、座る、歩く、それぞれの姿勢にあてはめたものが由来、という説です。

次に花を鑑賞するのに適した姿勢の違いからきている、という説。
上記のような咲き方の違いがあるので、芍薬は立って上から見ると見やすい、牡丹は座って横から見るのがよく、百合は歩きながら風に揺られる姿を眺めるのが美しい、というところから来ているとする説です。

最後に、根を生薬として用いる際の症状にあてはめた説。
気が「立って」いるときは芍薬、お腹に血が貯まって「座り込んで」いるときは牡丹、心身を病んでゆらゆらと「歩き回って」いるときは百合、それぞれの根を加工した生薬を服用することで改善できるとされています。

花を使って「清楚な美人」を表す言葉という意味では、「大和撫子」などが類語として挙げられます。
同じく類語によく使われる植物に「柳」があります。「柳眉」「柳腰」など、女性の細くたおやかな容姿を表すのに使われます。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花を使った文章・例文

  1. 彼女の美人ぶりといったら、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花だ。
  2. 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花という言葉にふさわしい芸能人って誰だろう。

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