博打
「博打」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「博打」という言葉は、よく任侠ものの映画などで耳にしますが、一般社会ではあまり使う機会がありません。
ただ、比喩表現として一か八かの大勝負をかける場面で、大博打を打つといった言い方をすることはあります。
読み方は「ばくち・バクチ」となります。
また、似た言葉に「賭博」があります。
近年、問題となった「野球賭博」という言葉は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、賭博の意味も合わせて「博打」という言葉について詳しく解説します。

博打の意味とは
博打(ばくち・バクチ)という言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「花札やトランプなどを使って、金品をかけ勝負すること。」という意味になります。
賭博という言葉もこの1つ目と同じ意味になります。
これは、2つの賽(さい)を入れた壷を盆ござの上に振って、出た目の合計数で競うものになります。
この丁半賭博は任侠映画や時代劇などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、博打やギャンブルを職業のようにしている人のことを「博打打ち」といいます。
最近では、博打打ちと表現することは少なく、ギャンブラーと言ったりします。
そして、2つ目は「偶然の成功をねらい試みる危険な挑戦。」という意味になります。
博打の語源
「博打(ばくち・バクチ)」は、もともと「ばくうち」と呼ばれていたものが段々と変化していき、「ばくち」となりました。
博打の「博」は、賽を使った遊びを意味します。
また、「打」は、昔から賭け事を行うことを意味する言葉として使われていた「うつ」が語源です。
博打の使い方・例文
- ギャンブルが好きな友人に博打打ちだとからかったら、ギャンブラーと言ってくれと返された。