代名詞
「代名詞」の意味や使い方について解説します。
読み方は「だいめいし」となります。
この「代名詞」は、日常生活やビジネスの場で使う機会が非常に多く、会話や文章の流れをスムーズにするために欠かせないものになります。
また、代名詞には種類がたくさんあり、人称代名詞というものもあります。
今回は、代名詞と人称代名詞について詳しく解説するので、この機会にしっかり理解していきましょう。
代名詞の意味とは
代名詞(だいめいし)の意味は大きくわけて2つあります。
1つ目は「品詞の一種。自立語の中で特定または、一般の名称を用いることなく、人や事柄、方向などを簡単に指示する言葉。文章の中では名詞と同じ役割を持つが、名詞が物に付けられた名前であることに対し、代名詞はその物が何であるかは特に問わず、簡単に指示する役割が強い。あれやこれのように、話し手と聞き手の相対関係に応じて言い方が変わり、使い分けられる。」という意味になります。
代名詞は大きく、人称代名詞と指示代名詞に区別されます。
2つ目は「そのものや事柄を典型的に表したもの。」という意味になります。
例えば、「通天閣は大阪の代名詞となった。」といった使い方になります。

人称代名詞の意味とは
人称代名詞とは「話し手や聞き手、話の中で指定された人物や物を指す代名詞のこと。」という意味になります。
一般的には、話し手のことを一人称といい、聞き手を二人称、その他の人物や物を指すのが三人称となります。
数が区別されることが多く、一部では性に関しても区別します。
また、アイヌ語などの一部の言語においては、一人称複数包括形や不特定の一般人に関する表現といった場合に用いられる四人称と呼ばれる人称代名詞もあります。
代名詞・人称代名詞の使い方
- 話し手が受け手に対して人物や事柄をあれやそれと言って簡単に説明する際に使われるのが代名詞である。
- 人称代名詞は時代による変化が激しく、現代では恋人を指す際に彼や彼女ということもある。