マッドサイエンティスト
「マッドサイエンティスト」という言葉をご存知でしょうか?
2018年4月から放送されているテレビアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」で初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。
小説や漫画、アニメなどによく登場するこの「マッドサイエンティスト」とは、いったいどんな人物なのでしょうか。
今回は「マッドサイエンティスト」について解説します。
マッドサイエンティストの意味とは
「マッドサイエンティスト」とは、英語で「mad scientist・狂科学者」という意味です。
「狂科学者」のほかに、「常軌を逸した天才科学者」「奇想天外な思考をもつ科学者」などとも。
英語圏では、SF作品に多く登場しますが、日本では漫画やアニメなどで、エキセントリックな科学者キャラクターに対して使われることが多いようです。
SF作品で有名なマッドサイエンティストといえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドクことエメット・ブラウン博士ではないでしょうか。奇想天外な発想から、タイムトラベルができる自動車「デロリアン」を作り上げます。
また、「フランケンシュタイン」という怪物をご存知の方も多いと思いますが、そもそも「フランケンシュタイン」とは、怪物の名ではなく、怪物を作り出した科学者の名前です。死体をつなぎ合わせて生きた人間を創り出そうという試みはまさに「マッドサイエンティスト」というにふさわしいのではないでしょうか。
日本の漫画・アニメ作品では、わりと頻繁にマッドサイエンティストキャラは登場します。
古くは「鉄腕アトム」の天馬博士、「Dr.スランプ」の則巻千兵衛、「究極超人あ~る」の成原成行、「北斗の拳」のアミバ、「ドラゴンボール」のドクター・ゲロなど。
最近の作品では、「進撃の巨人」のハンジ・ゾエ、「BLEACH」のザエルアポロ・グランツ、「ソードアートオンライン」の茅場晶彦など枚挙にいとまがありません。
マッドサイエンティスト的キャラクターは、あまり自らを「マッドサイエンティスト」だと自称することはありませんが、「シュタインズ・ゲート」では、主人公の岡部倫太郎が自ら「マッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」と名乗っています。

マッドサイエンティストを使った文章・例文
1.フィクションの中の存在だと思われがちだが、マッドサイエンティストは実在する。
2.大学の同じゼミに、自称マッドサイエンティストの男がいるのだが、かなりウザい。