「半夏生」とは?意味や何月何日なのかを解説!

「半夏生」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「半夏生」について解説します。

目次

  1. 半夏生
  2. 半夏生の意味とは

半夏生

皆さんは「半夏生(はんげしょう)」という言葉をご存知でしょうか。

これは日本の暦に関する言葉なのですが、地方によって認知度に差があると思われます。
地域によってはタコを食べる日だったり、うどんを食べる日ということになっていたりします。

今回は「半夏生」について詳しく解説します。

半夏生の意味とは

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半夏生とは「夏至の日から数えて11日目、あるいはその日から5日間のことを指す雑節」です。
読み方は「はんげしょう」です。

由来は薬草の「半夏」(「烏柄杓」の漢名)が生えるころだからという説と、ドクダミ科の植物「半夏生」の花が咲く時期だという説があります。

関西では、半夏生の日はタコを食べる日だということになっています。
この時期はちょうど田植えが終わるころだということで、「タコの足のように、稲がしっかりと根を張りますように」「タコの吸盤のように、稲が粒ぞろいに実りますように」という願いが込められているのです。

また、香川県ではうどんを食べる日となっています。うどん県として有名な香川県のこと、毎日のように食べてるんじゃないの?とお思いかもしれませんが、これはとても古くからの風習なのです。
半夏生の時期は田植えと共に麦の刈り入れが終わる時期でもあり、収穫した麦で作ったうどんを農作業を手伝ってくれた人たちにふるまったというのがこの風習の起源です。

半夏生は何月何日?

半夏生は夏至の日を基準に決まるのでおおよその時期はありますが、毎年同じ日付ではありません。
2018年及び2019年はどちらも7月2日、あるいは7月2日から6日までとなっています。

また、上記「うどんを食べる日」である半夏生を基準として、香川県では7月2日をうどんの日と定めています。
半夏生は、うどん県である香川県を象徴する日だということですね。

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