青木まりこ現象
「青木まりこ現象」という言葉の意味や使い方について解説します。
インパクトのある言葉ですが、皆さんはこの「青木まりこ現象」をご存知でしょうか。
この言葉は、ある現象について言及した女性の名前が由来になってます。
ご存知の方も多いかと思いますが、まったく耳馴染みがないという方もいると思うので、この機会に「青木まりこ現象」について深く知っていきましょう。
青木まりこ現象の意味とは
青木まりこ現象とは「本屋に行った際に突如として便意がもよおされ、トイレに行きたくなる現象。」という意味になります。
この青木まりこ現象という言葉は、1985年に発行された「本の雑誌」の中で青木まりこと名乗る読者から「本屋に行った際に、なぜかトイレに行きたくなる。」という内容の投稿があったことが由来しています。
この投稿を目にした読者から、「私も同じに状態になる。」という共感を示す投稿が大量に寄せられたため、本の雑誌の翌号で、作家の椎名誠がその現象を「青木まこと現象」として、特集を組みました。
以降、そういった現象を「青木まりこ現象」「青木まりこ症候群」「青木まりこシンドローム」と呼ぶようになったのです。
この青木まりこ現象の原因は、諸説あります。
一説では、本を立ち読みする際に副交感神経が優位になるためと言われています。
他にも本のインクの香りが排便欲を促すといった説もありますが、どれも化学的根拠にまでは至っていません。

青木まりこ現象を使った文章・例文
- 青木まりこ現象の原因は、立ち読みの際に副交感神経が優位になるからという説があるが、本屋だけで起こる現象の原因の根拠としては弱い。