「冤罪」とは?意味や使い方を解説!

「冤罪」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「冤罪」について解説します。

目次

  1. 冤罪
  2. 冤罪の意味とは
  3. 冤罪を使った文章・例文

冤罪

冤罪」という言葉をご存知でしょうか?読み方は「えんざい」。

よくニュースで取り上げられる言葉なので、聞き覚えのある方も多いかと思います。

今回は「冤罪」について解説します。

冤罪の意味とは

「冤罪」とは、「身に覚えのない罪を着せられること」です。
読み方は「えんざい」と読みます。

「冤」という漢字は、一文字でも「無実の罪」という意味を表します。「無実」とは、実体がないこと。
ありもしない罪の濡れ衣を着せられることが「冤罪」です。
ちなみに、濡れ衣という言葉が無実の罪を表すようになったのは平安時代ごろといわれています。

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冤罪事件

物的証拠が乏しかったり、精度の低いDNA鑑定などで、警察が無実の人を逮捕して自白を強要するという冤罪事件が社会問題となっています。
そのため、取り調べの可視化や裁判員制度の導入などの対策が取られています。

【過去の冤罪事件の例】
・足利事件 
  1990年に発生した殺人・死体遺棄事件。
  犯人として逮捕された菅家氏は、有罪判決を受け服役していました。
  2002年の再審請求により改めてDNA鑑定をしたところ、冤罪が明らかとなりました。
・氷見事件
  2002年に発生した婦女暴行未遂事件の犯人として、男性が無理やり自白を強要されて
  逮捕され、有罪判決を受け服役しました。
  出所後、別の事件によって逮捕された男が自供し、真犯人が判明しました。

冤罪を使った文章・例文

1.冤罪事件を未然に防ぐには、取り調べの可視化が有効な手段となる。
2.満員電車の中で、女子高生に痴漢冤罪の疑いをかけられた。

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