サンガツ
「サンガツ」という言葉をご存知でしょうか?
にちゃんねる発祥のネット用語で、その界隈で使用されているためあまり認知度は高くないようです。
「3月」ではありません。
今回は「サンガツ」について解説します。
サンガツの意味とは
「サンガツ」とは、「サンキューガッツ」の略で、ありがとう聖人という意味です。
発祥は、にちゃんねるの「なんでも実況ジュピター(通称なんJ)板」から。なんJはもともと実況や雑談の掲示板でしたが、野球ch(野球関連板)からの住人の流入により、野球ネタが多い板です。
この「サンキューガッツ」の「ガッツ」も野球ネタのひとつで、日ハム小笠原(元プロ野球選手・小笠原道大氏)の愛称です。
日ハム小笠原は「ぐうの音も出ないほどの聖人(ぐう聖)」とも呼ばれていて、日ハム小笠原のAA(アスキーアート)とともに親切なレスをつけると、「サンキューガッツ(ありがとう聖人)」とお礼を返すのがお約束となっていました。そこから、ありがたいレスが付くとお礼として「サンキューガッツ」と返すようになり、さらにそれが略されて「サンガツ」となりました。

なんJ語
なんJでは、独特の「なんJ語」と呼ばれるスラングがあり、この「サンガツ」もそのひとつです。
以前は、にちゃんねるのユーザー間でしか使われていませんでしたが、2017年ごろから、Twitterなどで若者の間で流行るようになりました。
以下は、よく使われるなんJ語の例です。
・ぐう畜 【ぐうの音も出ないほどの畜生の略。】
・よろしくニキー 【よろしくアニキの意。挨拶 元ネタ:アニキ=金本知憲氏】
・○○ンゴ 【元々はプロ野球でミスった選手に対するヤジ的意味合い。
語呂がいいので、特に意味もなく語尾につけるように。
元ネタ:ドミンゴ・グスマン】
サンガツを使った文章・例文
「なおマって何?」「なおマリナーズは試合に敗れたの略」「サンガツ」